写真下はオープンモールの導線.左が1F. 右が2F. このモールは片道120㍍から250㍍くらいあります. 3. ランニングよりウォーキング身障、高齢により無理ならば、ランニングは不要。
カリフォルニアのローレンス・バークレー国立研究所生活科学部門による6年間の研究によれば同程度エネルギー消費の場合に約33,000人のランナーと約15,000人のウォーカーを比較したところ、高血圧、高コレステロール、糖尿、心筋梗塞を防ぐ効果は同じでした。
*Lawrence Berkeley National Laboratory, Life Science Division in Berkley, Calif.サウスカロライナ大学のラッセル・ペイト博士によればこの結果は「驚くに当たらない」
全米心臓協会が推奨する一日30分の運動。
1週間に最低でも150分のウォーキングか自宅外での活動。
その半分75分間のやや激しい運動(テニスなど)に効果があることはすでに明らかになっているからです。
*Russell Pate, Ph.D., a professor of exercise science in the Arnold School of Public Health at the University of South Carolina4. 健康運動に技術習得やお金をかける必要はありません80%のアメリカ人は体操やウォーキングなど軽い運動(エクササイズ)が生活習慣になっていません。
14%はエクササイズが嫌いだそうです。
勤勉な国民性の日本に較べればはるかに怠惰な層が多いのでしょう。
ラッセル・ペイト博士によればとにかく活動を始めること。
当初は5分、10分のほんの少しでもかまいません。
テニス、ゴルフ、スキー、水泳、卓球など、身近でも高価な道具や技術の必要なスポーツは長続きしません。
スポーツ技術の向上が苦手で運動不足になっているからです。
バランスボール、室内自転車など運動器具にお金をかける必要もありません。
スポーツクラブに加入する必要もありません。
無料で体を動かす健康法は幾らでもあります。
運動靴だけを用意してください。
歩幅は個人差が大きいですから「何歩歩くか?」はナンセンス.
速足で何分歩くか?の運動時間が重要です。
10キロが目標とか、1万歩目標などが話題となりますが、疲労を感じるほど歩くのは逆効果と心得てください。5. 軽い運動を習慣づけるのは難しくありませんシカゴのノースウェスターン大学予防医学部のメルセデス・カルネソン助教授の提案はペイト博士同様に5分、10分の短時間でもまずスタートすること。
自分に合った運動を実行すること。
疲れたら休み休みでも構いません。
毎日の習慣になるようにします早起きが苦手な人は朝の運動にこだわることはありません。現在の生活スタイルに合わせて組み込みます。
嫌々でも、しばらく無理に続ければ自然に日常的動作(ルーティン)になります鬱(うつ)、不眠、便秘、肩こりが目に見えて改善しますから、喜びとともに、より前進した運動習慣が身につき、当面の目標値である1回30分、1週間150分が自然と達成できるようになります。
*Mercedes Carnethon, Ph.D., associate professor of preventive medicineat Northwestern University’s Feinberg School of Medicine6. メルセデス・カルネソン助教授の具体的提案a. 朝起きたら体操をする。ラジオ体操、太極拳、美容健康体操法(calisthenics)など系統だったものが良いでしょう。
b. 勤め人は帰宅の交通機関を一駅早く降りて歩く。
c. 食後の散歩を習慣づける。
d. ハイキング、ウォーキング、ダンス、街歩きなど軽運動の目的を共有できる同好の士を募るか、同好グループに加入する。
e. 同じ目的の友達と待ち合わせをして交遊、会話、お茶をしながら続ける。
有料のクラブなどでなく、家庭や集会所でダンスできるグループがあるならばなお良し。
当初はフィットネスクラブも不要。軽運動に飽き足らなくなってからでなければ続きませんし費用の無駄。
f.テレビの体操や運動の番組を見ながら、無料でいくらでも出来ます。
g. 家では自分のことは自分で。家人を使わないこと。
h. 近場の所要に車を使わないこと。
i. テレビ、ビデオなどにリモコンを使用しないことj. 電話は立って話すことk. ウォーキングのコースに坂道をいれること。
l. 坂や階段があったら有用な薬と思うことm. ケーキの時間はを避けて食後は歩くことn. 芝刈りは歩きながら手押し道具を選択すること。騎乗型は避けましょう。
(芝刈りは日本の実情ではあまり関係ありませんが)8.モールとモール・ウォーキングの始まりモール(Mall)は太平洋世界大戦後に主として婦人向けに全天候型が作られ、当初はアウトドアーのオープンモールはありませんでした。
モールは婦人たちの社交場となり、日本流「井戸端会議」「お茶」をする場所として愛用したそうです。
当時から様々なエンターテインメントが企画されましたが、モールウォーキングも目玉プログラムの一つでした。
モールウォーキングはスピードや肉体的アドバンテージ、服装を比較することが無いイベントでしたから、弱者がたくさん参加し、観衆は温かい目で参加者を応援していたそうです。
CDCがこのプランを全国的に打ち出した時に、その歴史を知る人たちが協力的で、各地でウォーカーを盛り上げています。